お知らせ

続く外出自粛と言語聴覚士の不足に応える新サービス
オンラインで言語リハビリが可能に
パーソナルリハビリ施設『脳梗塞リハビリセンター』言語聴覚士によるオンラインリハビリサービス6月15日より

2020年6月15日

医療情報専門サイト「m3.com」等を運営するエムスリーグループのひとつで、リハビリおよびヘルスケア事業を展開する株式会社ワイズ(本社:東京都港区、以下ワイズ)は、言語聴覚士(ST)による脳卒中や脳外傷による失語症等の後遺症改善に対応するオンライン言語リハビリサービスを、6月15日より提供開始いたします。

『脳梗塞リハビリセンター』言語聴覚士によるオンライン言語リハビリの概要

  • ■日本全国どこからでもリハビリ可能。ご家庭のスマホ・タブレット・PCなどでビデオ通話につなぎ実施します。
  • ■状態の把握と改善の2つに別れたコース設計をご提供します。(右記参照)
  • ■まずは電話相談・接続テスト(無料)ののち、体験(60分)を1回無料でお試しいただけます。
    フリーダイヤル:0120-251-108(受付 月~土 10:00ー17:00) 詳細: https://noureha.com/lp/slh-online_20200615/

<選べる2コース>

  • ▼ご自身の状態の把握をしたい方向け
    評価コース:60分×3回 (税別24,000円)
  • ▼評価に加え訓練を行い改善を目指す方向け
    改善コース:60分×10回(税抜80,000円)
<サービスの背景>

●言語リハが必要なこの時期に、言語リハを続けたい方が自粛せざるをえない状況

全国で緊急事態宣言が解除されましたが、脳血管疾患患者では様々な合併症に加えて、通院などの外出にご家族による介助が必要な場合も多いため、ご家族の考えによって外出を自粛する傾向が続きやすいと予想されます。現在のような状況では、平時よりも家族との密なコミュニケーション、具体的な意思疎通が要求されることとなります。そのため、言語聴覚士によるリハビリが今最も必要な状況にも関わらず、十分にリハビリ継続できていない方がいると認識しています。

●言語聴覚士の人手不足で、退院後リハビリ環境は限定的

実は、感染症対策の外出自粛以前に、病院退院後に言語などに関するリハビリを受ける環境が特に不足している現状があります。2016年版の厚生労働省白書によると、全国には約14,520人の医療に従事する言語聴覚士(ST)がいます。同じ国家資格である理学療法士(PT:約77,140人)や作業療法士(OT:約42,140人)の約2-3割にとどまります。また、日本言語聴覚士協会によると有資格者の約74%が医療施設に勤めており、退院後の維持期・生活期における言語聴覚士はさらに少ないのが現状です。言語聴覚士によるリハビリを必要とする後遺症の中でも失語症者は全国で30※1~50※2万人おり、また数年かけて改善見込みがある失語症に関しては、在宅でのリハビリをしっかりと継続することが大事なのにも関わらず、です。

※1 国立障害者リハビリテーションセンター 飯島節 『失語症患者の障害者認定に必要な日常生活制限の実態調査及び実数調査等に関する研究』(平成28年度 厚生労働省 障害者政策総合研究事業)※2 山鳥重 『言葉と脳と心』 

◆長引く言語リハ不足に、保険外だからできること

このような状況を受け、公的保険外でリハビリサービスを提供する『脳梗塞リハビリセンター』は、言語聴覚士によるオンライン言語リハビリサービスを開始します。日本全国でお困りの当事者様とご家族様に、家庭にいながら、希望する時間に、必要とするリハビリが受けていただけるようになります。

本件に関するお問合せ先
株式会社ワイズ 担当:井堂(いどう)
TEL:03-552-0785 Mail:info@noureha.com
〒107-0052 東京都港区赤坂 2-12-10 HF溜池ビルディング1階 https://ys-j.co.jp/

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